インプラント治療の流れ

カウンセリング・口腔内診査

カウンセリングでは、まず、ご自分の口腔内の状況を把握していただき、今後どのような治療が必要かこれっからの流れを説明します。
また、その治療にかかるメリット・デメリット、期間や費用などを説明します。
これらの話をするために、全身状態のチェック・口腔内診査(歯周検査等)・X線写真(パノラマ・デンタル)・口腔内写真・口腔内模型採得を行います。
カウンセリングは、1回ではなく、複数回かかることがあります。

STEP
1

初期治療

インプラント治療をする前に、周りの歯の状態やかみ合わせを整えます。
具体的には歯周病や虫歯、根の治療、被せ物の治療を行い、残せない歯は抜歯します。噛めない状態になっていれば、入れ歯を作ります。
結果を聞いていただいた上で、あなたのご希望をふまえ最終的な治療方法、手順、装置の種類、期間等を決めてゆきます。

STEP
2

1次手術

手術当日は、多くの患者さんが緊張されます。手術前に、当日の体調などをお聞きします。少しでも、緊張がほぐれるように努めております。
口腔内・外消毒の後、顔にカバーをかけます。その後、手術を開始します。局所麻酔、切開・剥離、埋入ホール形成、インプラント埋入、カバーを装着、縫合して終わります。

痛み:痛み止めを飲んでいただきますので、我慢できない程の痛みではありません。

腫れ:2日後がピークで、4日目にはだいぶ引いてきます。 腫れの程度は、処置の内容、個人差により異なります。

内出血:手足をモノにぶつけるとアザができるように、手術をすると、その部位の肌が黄色っぽくなります。
重力で、この色が首から鎖骨のあたりまで移動してきて、いつのまにか消えます(1週間程度)。ファンデーションで隠れる程度です。上顎の手術をすると、稀にこの色が、目の周りにでることがあります。
これも、しだいに色が下の方に移動してきて消えます。

★1回法と2回法について
インプラント手術には、1回法と2回法があります。インプラント埋入後、すぐに粘膜の上にインプラントが見えるのが1回法、粘膜の下にインプラントが隠れてしまって見えないのが2回法です。
骨の状況によって使い分けます。

STEP
3

2次手術(インプラント1次手術を2回法で行った場合)

頭出し手術
インプラント1次手術を2回法で行った場合、インプラントは粘膜の下に隠れてしまっているので、これを上に出さなくてはなりません。
1次手術後、下顎で2か月、上顎で4か月ほど待った後、歯肉を少し切開して、インプラントのカバーを大きい物に交換していきます。
手術時間は約10分です。術後、痛みも腫れもほとんどありません。

STEP
4

土台装着・仮歯

2次手術の1~2週間後、インプラントに土台(アバットメント)を立てます。
土台には、種類が多くあります。何の土台にするかは、症例により異なります。
土台から技工士さんに作ってもらう場合は、前もって型取り(印象)をします。土台自体が、仮の場合もあります。
土台を立てた後、まず仮歯を装着します。
仮歯の期間は、人それぞれですが、この仮歯で、最終的な歯の形態・清掃性や粘膜の変化などを調べます。

STEP
5

上部構造の装着

仮歯で、どのような歯を入れるか決定したら、型取り(印象)をして、最終的な歯(上部構造)をつくります。
上部構造にも、多くの種類(セラミックス・ジルコニアやハイブリッドなど)があります。セメントやネジで固定して装着します。
セメントの場合は、修理や点検が可能なように仮の接着剤を使用します。

STEP
6

メンテナンス

歯(上部構造)を装着した時点で、治療終了ではありません。その後のメインテナンスも非常に重要です。
歯を装着した直後は、数週間おきに咬み合わせ・インプラント周囲組織・プラークコントロール・骨吸収などのチェックを行います。
プラークや歯石がついているときには、徹底的にクリーニングや磨き方の手順を指導を行います。

STEP
7

インプラント治療は、ご自分の口腔内へ長い治療期間と大きな投資が必要な治療です。日々のケアをついさぼってしまって、それを台無しにしないようしなくてはなりません。毎日のお手入れと定期的な診察で、ご一緒に、口腔内の末永い健康を守っていきましょう。