親知らずは最後に生えてくる奥歯です。

第三大臼歯(智歯ーちしー)といいます。真ん中の歯から8本目の歯なので、歯科医は8番とも言います。

親知らずの語源
日本語:親知らずが生える頃には、子供は親元を離れるため、親が歯の生え始めを知ることはないということで、親知らずという名が付いたと言われています。

英語:親知らずのことを英語ではwisdom tooth(智歯)と言います。Wisdomとは、賢いとか分別という意味です。つまり、親知らずが、物事の分別がつく年頃になってから、生えてくる歯であることに由来します。

最近、日本人は顎の成長が昔に比べ劣ってきているといわれており、顎の骨が小さくなったのに、歯の大きさは変わらないので、親知らずの萌出するスペースが減り、傾いて生えたり、全部生えきれずに歯茎がかぶっていたり、生えきれずに顎の骨の中に埋まったままになっていることが多いようです。
このように、親知らずの萌出状態に問題がある場合、歯磨きできれいに清掃することができずに汚れが蓄積し、周囲の歯茎に炎症を引き起こします。これを智歯周囲炎といいます。また、親知らずが前に倒れている場合、前方へ押すため歯並びを悪くすることが考えられます。
このような場合、もしくはこのような可能性がある場合、親知らずの抜歯が適応になります。